ねこたまご通信
2009年05月27日 08:44
オリーブの木はとても強い。わたしの庭に鎮座している うちに来て 今年10年目になる木は 以前バルコニーで育てている時に、根切り虫の幼虫にやられ たった1本のひげ根を残し全ての根を失いましたが 水をこまめにやり 励ます事で何とか復活させました。昨日ちょっぴり蕾をつけた写真を紹介しましたが あの子です。その他、お客さまのところで水切れになり乍ら半年後に青々と枝を張ったりするのを見るに付け、わたしは誇らしい気持ちになります。
南フランスを旅すると もっと昔から大地に根を張った年寄りのオリーブに出会います。土地の痩せた というより崖にへばりついたり 石畳の隅だったり かなり過酷な環境に身をさらし乍ら かんかん照りの太陽の光を受けて すっくと立っています。風にそよぐ銀緑色の葉は エレガントな美しさを常にたたえますが その幹は荒くれてごつごつして ぶこつな親父の腕のようです。ニースのシャガール美術館の前庭のオリーブや マチス美術館の四角く刈り込まれたオリーブの巨木など、思い出の木はありますが 中でも、2006年にOKの4人で旅したときのオリーブが忘れられません。
アビニヨンの近くの世界遺産で有名な ポン・デュ・ガール(仏:Pont du Gard)のそばに その昔スペインから送られたという樹齢2000年の木がそれです。
ポン・デュ・ガールはフランス南部・ガール県のガルドン川に架かる水道橋で ユゼスからニームへ水を運ぶための水路の途中にあり、古代ローマ時代・紀元前19年頃にアウグストゥス帝の腹心アグリッパの命令で架けられたと考えられているという 立派な物ですが わたしはこのオリーブの迫力に参ってしまいました。
スペインからもらったのも 数百年前ですから 2000年よりは古いかもしれません。もしかして、キリスト様とお会いした事もあるかもしれませんね。・・・なんだか、植物という存在を超えて 神々しさを感ずる存在です。オリーブ愛好家のみなさん この木を見る為に南フランスを訪れるというくらいの価値はありそうだとは、思えませんかしら?いかがかしら?
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かいちまさこがさり気ない日常で感じた事や感動した事 興味のある事や好きな事を家づくりだけで無く、衣食・住に関して綴っていきたいと思います。
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