ねこたまご通信
2010年12月14日 00:42
一日中 しとしとと降り止まなかった雨が 零時過ぎにようやくやんだ。
静かな夜。
夕食前から たいている薪ストーブの炎で 家中はほんわりと暖かだ。
暗い夜の目印は 太古の夜から 炎が定番。
人の進むべく道も 船の進み行く先も 心強く優しく指し示してくれる。
3年前に逝ってしまった えりかちゃんが わたしのところに戻れるように
今夜 灯をともし 道しるべを示す。
今では 心は穏やかで 胸はまだ痛むけれども
3年前のわたしは 「今」嘆き苦しんでいた・・・そうだったね。
わたしのベッドの枕元には えりかちゃんの小さい頃や 長じてからの写真や
あの子を守ってもらいたくて 聖母像がおいてある。
わたしの仕事机の左壁には えりかちゃんの小さい頃や 長じてからの写真の額がかけてある。
すやすやと眠っている姿や じっと わたしを見つめる大きな瞳の写真だ。
そのどれもが わたしには 『あ・い・し・て・る』にしか見えないのだが。
その眼差しのどれもが わたしにたいする 問いかけだったのかしら?
座って何かの仕事をするわたしの膝に必ず 飛び乗って丸くなって眠ったり
毎晩ベットで横たわる わたしの胸の上でごろごろいって眠ったのも
遠い日の思い出になってしまった。
膝のぬくもりや 胸の重さも いつの日か忘れてしまう日が来るのかしらと
それもさらに悲しい思い・・・
あの子が逝ってしまった夜 お弔いの祭壇の前で
朝日の中 あの子の横たわる姿を ノートにスケッチした。
そして わたしが年老いて えりかちゃんを忘れる日が来ても読み返して思い出すように
亡くなる前の日から亡くなってからの日々とを 同じノートに書き続けた。
今夜もわたしは そのノートを一人読む。
ぱちぱちと 薪がはぜる音。
弟分の茶丸も今年 13歳になった。
何も無い方を耳をぴくぴくさせて見るたびに
わたしの心もぴくぴくするのだけれど・・・
茶丸の目には 何が見えるのかしら?
「えりかちゃんは来てますか?」と何度も問うてみるのだが
まだ もうひと我慢みたいです。
朝日が昇る迄 火の番をしながら
もう少し待ってみよう
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かいちまさこがさり気ない日常で感じた事や感動した事 興味のある事や好きな事を家づくりだけで無く、衣食・住に関して綴っていきたいと思います。
どうぞおつきあい下さいませ。
ワイン好きで食いしん坊な方はGM階地のうんちくコーナを
是非、お楽しみ下さい。