2014年12月29日 15:48

2014年 こんなに仕事をさせて頂きました。

2013年の12月29日
去年の今日の日・・・・

神戸市T邸新築工事が完成して 外構も完了

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交野市N邸
101年前の古民家のリフォームが完成して・・・


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2014年2月22日
店舗・・・
芦屋市 ゴルフショップ「芦屋ゴルフ アートラボ」が完成しました


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かいちまさこがデザインしたロートアイアンの看板です。


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店内はこんな感じで完成しました。


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早春
2014年3月 新大阪のワンルームマンションを改装
Oh!不動産の幸保さんが1部屋を所有されている物件です。
少し古めかしいマンションが かいちまさこのスタイルに変身しました。
床はカリン無垢材  壁天井は珪藻土
もちろん大工造作もOh!のテイストになっています。

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4月に入り・・・宝塚市 K邸新築工事が完成
外構に1ヶ月近く掛かりました。


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アールのアプローチ階段です。
レンガは播磨近くの工場をほどいた時に出たアンティークレンガです。


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K邸の土間はどこまも続く空間です。


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初夏・・・7月
宝塚市D邸新築工事が完成!


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真夏・・・8月
西宮市S邸新築工事が完成!

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このコニファーはスローグローターの『プンゲンス』で かいちまさこが自宅で育てたものです。
Sさんのお子さんがすくすく育ちますように・・・
願いを込めてプレゼントしました。

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そして・・・
8月
年に一度の海外旅行は北欧に行きました。
フィンランド ヘルシンキではアルヴァ・アアルトさん
スウェーデン ストックホルムではグンナール・アスプルンドさんの
建築を勉強させていただきました。

いつもの通り 私とかいちまさことその母

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ヘルシンキ
これが教会?
発想とは無限なり・・・

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アアルトさんが設計した「アカデミア書店」
これが本屋?
本が・・美味しく?・・・見えます。

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アアルトさんのアトリエです。
この笑顔・・・嬉しいのでしょう
満面の笑みとはこのことか・・・

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勉強中・・・
一人・・・子供が混じっている?
あ〜・・・かいちまさこ

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ここが仕事場
光の取り込み方とデザインが素晴らしい・・・光の大切さを感じます

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ここがアアルトさんのクライアントと打合せする展示室です。
アアルトさんは椅子・テーブル・照明とすべてをデザインされていました。
特に照明はいろいろ研究されていたようです。

素材も相当・・・研究しています。
アールの壁の素材はダンボールを加工してグラスファイバーのようにして
実験をしています。

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アアルトさんの自宅です。


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庭から・・の外観

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ヘルシンキに住み始めた頃は自宅にアトリエがありました。
ここです。

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ここが仕事部屋です。

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ん〜やっぱり光の取り入れ方が素晴らしい。

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ストックホルム・・・
アスプルンドさんのビックリする図書館!
安藤忠雄さんの司馬遼太郎記念館の本棚も綺麗ですが・・・
これほどまでに美しい図書館を見たことがありません。

ここは市立図書館で 全ての本を貸してくれます。
幻想的な・・・
神からの啓示を受けそうな空間です。

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この空間・・・

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素晴らしいです。
公共なので日本だと危ないだとか・・・いいそうですが
こんな図書館があれば毎週行きたいと思う建築です。

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そしてアスプルンドさんの 「森の墓地」です。
ランドスケープを評価された出世作であり生涯を掛けて作られました。
世界遺産です。

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そして日本に帰って来て・・・
初秋・・・9月
交野市S邸のリフォームが完成
かいちまさこの親友の家 Sさん
彼女の部屋をリフォーム・・・電動の天窓を付けて
居室空間が かいちまさこのスタイル変身!

ベッドも造作の引き出しもまだ無い写真です
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左の棚はガラス扉が付きその下に オリジナルで作って頂いた引き出しが入ります。右が衣類収納で 3枚引き戸が入ります。
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右上の棚にはガラス扉 下のカウンター下には扉がつきます。中央には開き扉 左にも開き扉
圧迫感が出ないように 全て無垢に白い自然と料が塗られています。年明けにお伺いして完成写真を撮らせて頂こうと思います。
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階段周りの腰壁も・・・
本棚を収納できるようにしました。

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部屋の入り口には・・・
100年前のロンドン郊外のアンティークのステンドグラス
かいちまさこ のコレクション Sさんへのプレゼントです。

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11月・・・秋
尼崎市のS邸は・・・
棟上げからどんどん工事が進んでいます。
スケールが大きい!

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こんな小さな・・・かいちまさこ
はいつも・・いつも真剣に真面目にこつこつと
自分が住みたいと思える家を作っています・・・これからも
風貌はあやしい人ですけど・・・ 空間デザイナーが職種です。

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そして12月
200年前の古民家・・・完成!

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かいちまさこスタイルに変身しました。

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これもアンティークのシャンデリアです。
大正モダン・・・Oh!スタイルです。

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キッチンも・・・Oh!のスタイル
かいちまさこの思いが デザインに反映されています。

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そして12月後半・・・宝塚市H邸も完成に近づいています。
外観!

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こんな・・・アンティークのステンドグラスも完成。

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・・・・そして今は 日が変わって12月30日
私達には子供がいません。
私達が作る空間が子供です。
『 あなた』に作らせていただいたおかげで・・・私達は今年も幸せを感じます。
Oh!ファミリーの皆様 良いお年を!・・・
来年になって今 顔を知らない 『あなた』に会えるのを楽しみに・・・
かいちまさこ と階地忠浩は
この一年は無二の一年なり...
この一棟は無二の一棟なり!
・・・(いま 気に入っているフレーズですが かいちまさこには受けません)

今 やっている事を信じ 誇りを持ち 嘘の無い心で向き合う
わたしたちは 来年もそういう行き方で望みます。
感謝

投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

2014年12月21日 19:15

宝塚市 H邸の外観はこれです!

宝塚市H邸の足場がとれました。
外観はこんなに表情をしています。
軒(のき)を出す・・・できるだけ出す
軒から距離が離れていれば庇を出す。
それが日本に立つ家は必要です。

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そうすれば外壁の漆喰の純白は汚れません。
よくそうでない家を見てとか・・・
営業マンに・・・汚れると言われるそうですが
そんなことはありません。
日本に於ける最高にお金を掛けた家は城です。
軒と庇のない城はありません。
・・・なので「できるだけ軒と庇を出す」

ルーフバルコニーはこんな感じで道路から見えます。


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正面からみたH邸です。

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そう・・・これがフラワーボックスです。

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これがバルコニーフェンス。

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こんな工夫をしています。
Oh!で家を建てなくてもこれは建てられる工務店に依頼すればできます。
トユの色を変えることです。
こんな風に・・

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庇・・・
この庇のしたに自転車を置きますので普通の雨ならばあまり塗れません。

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ここも色分けをしています。

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玄関
ここからH邸の家族が思い出を積み重ねる・・・大事なドアです。
木製の玄関ドアの塗装も完了しました。

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H邸の奥さんIさんが楽しみにしていたアンティークのステンドグラス
1920年頃のロンドン郊外で使用されたいたものです。
それがこんな感じで生まれ変わりました。
かいちまさこマジック・・・

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ところで
かいちまさこは・・・
外構の打合せ中です。

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Iさん
かいちまさこ・・・頑張っています!

追伸
前回の紹介の際
階段の珪藻土のテクスチャー「獅子座流星群」の写真が
ぼけていましたので・・・撮り直してきました。

階段・・・

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テクスチャーは階段の斜めと平行に塗られています。

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かいちまさこが命名したテクスチャー「獅子座流星群」です。

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投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

2014年12月17日 14:32

宝塚市 H邸 左官工事完了! ③

いつもこうしてブログを書いている時
4つの思いがあります。
1つ目は なかなか行けない施主さんへの現場報告
2つ目は Oh!ファミリーの方への近況報告
3つ目は まだお会いしていない方への私達の家に対する考え方を伝えること
4つ目は お会いすることがなかったとしてもチョットしたヒントになれば・・・

最近は4つ目を考えながら書いています。

それは少しの工夫と少しの手間を掛ければ 住まれた後に良くなること
がたくさんあるからです。
なので「Oh!で家を建てない方も・・・」と書くことがあります。

今回もそんな思いで書かせていただきます。

Oh!では できるだけ引き戸を使います。

理由は春〜夏に風の通りがよくなるようにする。
秋〜冬は蓄熱暖房機で家全体を一定の温度にするためです。

この引き戸について説明します。
青色の線の場所に冷蔵庫を置きます。

エアコンや冷蔵庫・テレビはあまりカッコイイものではありません。
冷蔵庫を隠すためにボックスを作りました。(青の場所)
青の矢印の場所にニッチ(へこんだ壁)を作っています。
赤の矢印が引き戸のレールになります。

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引き戸のレールが壁を通過しています。

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通過させるために大工さんに隙間を作っていただきました。

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冷蔵庫を置くボックスの上に空間を作っています。
こうすることによって空間が広く見えます。
天井まで仕切りするほうが工事は簡単ですが・・・

少しでも空間を広く感じていただくための工夫です。
建築化照明もそうですが
・・・掃除が大変という観点で家を考えると・・・
あまり楽しくない家になると思います。

年に一度は・・・ハタキと持ってマスクをして家族全員で大掃除
そんな人達が Oh!の家を建てられます。

赤の矢印は配線ダクトのレールです。

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配線ダクトは Oh!で家が特別ではなく・・・
最近作られる 他社の家でもよく使われています。
それはダクトのレールに用途にあわせて灯数を決めれること
照明の向きを自由にできることが使われる理由です。

これがメーカーの配線ダクトの紹介写真です。
通常は矢印のレールを取付しますのでレールの厚み分が目立ちます。

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3年位前までは私達もレールをそのまま取り付けていましたが
今は大工さんにお願いして石膏ボードを掻き込んでほぼ天井面
がフラットになるように仕上げています。
チョットした工夫と手間ですので Oh!で家を建てられなくても
施工する建築会社にお願いすればして頂けると思います。

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こども部屋です。
ベットの造作工事です。
上部でも下部でも寝ることができます。
お子様が小さいころは上部がプラレールなどで遊んだり
積み木をしたりする基地になり下部で寝るのかな〜
小学校の高学年になると上部に寝て下はクローゼットと
荷物置きになるのかな〜と想像したりしています。
子供がいろんな発想をして自分の部屋を楽しめるように造作しています。
将来を考えて下部には収納の棚と照明器具をつけています。


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ちょっとデザインは違いますが 完成はこうなります。
2年前に引渡しをした豊中市 K邸です。
K邸の こども部屋の大工造作・ベット下部のハンガーパイプ・照明器具
机のデスクライトで価格は15万円 になります。
(他社ではもっと高いと思います。予めご了承ください。)


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ベットの上部は勾配天井にしてできるだけ高くしています。

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できるだけ高くしていますので左官が珪藻土を塗るために
足場が必要になります。
足場の上に天窓を設置しています。
この天窓は前回のブログで説明しましたがデンマークから
やってきたベルックスの電動の天窓です。
開けっ放しにして外出しても雨が降ると自動で閉まるすぐれものです。

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こども部屋の珪藻土のテクスチャーは「風」です。
僕が一番好きなテクスチャーです。

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このテクスチャーはフラットに壁を塗った後
鏝の片側を軽く壁につけてラインをつけていきます。
少しでも鏝がぶれたり力の入れぐあいを間違えると・・・
やり直しになります。

ここが上手い!
入り隅と呼ばれる角の部分です。
風のラインがつながるように塗っています。

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こども部屋に作った勉強コーナーの机です。

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階段のフェンスは・・・本棚を兼用しています。

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完成するとこうなります。
矢印が・・・
今年引き渡しした宝塚市 Dの階段フェンス本棚です。
Oh!での 造作価格は 25,000円です。

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こんな感じの大きさになります。
この写真は 芦屋市K邸の手すり本棚です。

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廊下を少し広くとって有効に造作をすると・・・
吹抜けフェンス本棚+壁面収納になります。

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そして・・・2階の化粧室はプライベートですので
1階に比べて少し面積が小さくなります。
青の場所に衛生機器がつきます。

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カウンターはイペ材
立ち上がりは白のモザイクタイル
鏡の枠はカリンの無垢材を使用しています。

矢印のロートアイアンは かいちまさこ がデザインしました。

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これがペーパーホルダーです。

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これがタオルリングです。
Oh!がオリジナルで作るロートアイアンは表面にアンティーク加工をしています。
シルバーブラッシュと言う加工方法です。
よく海外でつくられたものはドブ付けといわれる塗装をしますので
こすると黒い色がついたり・・・剥がれたりします。
それが悪いということではなくて
そうならない方法を知っているのでオリジナルで作る場合は
鍛造を酸で洗ってからメッキ加工しています。
なので こすっても色がついたり・・・剥がれたりしません。

このアイアン達は
かいちまさこと15年前から一緒にロートアイアンを制作して頂いている
埼玉県のリヒトのTさんに作って頂いています。

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最後に主寝室です。
ここも天井を目一杯 高くしたので「足場」があって・・・
全体の写真が撮れません。

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余談ですが・・・
よく一戸建ての2階リフォーム工事をさせて頂く際に天井裏が 50cm〜1m
ある場合があります。
それは天井高が2m70cmまでは馬と呼ばれる
簡易足場に乗って施工ができすのですが
それ以上高くなると巨大な足場がいります。
これが「馬」です。

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足場を組むと設置費用・撤収費用
コストがかかるの当然なのですが・・・

そのことよりも撤収する際に注意をはらっていても足場を
壁に当ててしまうことがあります。

コスト掛かること
やり直し工事の危険性があるから天井高を 2m70cm以下
にされているのかな〜 

それとも瓦が熱を屋内に通しやすいかラーベストやガルバリウム
の影響を少なくするため天井裏に懐をとって通気口を設けるためか・・・

話を戻して・・・
箱階段の収納です。これくらいしか写りません。

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最終的にこんなイメージになります。
今年引き渡しをした宝塚市 D邸の主寝室です。

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ロフトから見下ろすと・・・
主寝室はこんな体積がある空間が広がっています。

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そして・・・ロフトからはこんな風景を手に入れることができました。
まさに借景です。

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投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

2014年12月17日 08:49

宝塚市 H邸 左官工事完了! ②

H邸の続きです。
そして1階にある化粧室です。
かいちまさこはトイレと言いません。
ここで長いをしたいと思える空間になります。

青の場所にタンクレスの衛生機器が入ります。

カウンターは養生をしていますがウォールナットの無垢材です。
カウンターの立ち上がりはイタリア ヴェニスで作られたガラスモザイク
ガラスモザイクに添って小物をディスプレイできるように
イペ材で造作しました。

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イタリア ヴェニスで作られたモザイクタイル

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イペ材で作ったディスプイ カウンターです。

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ミラーの枠は床材に使ったカリンの無垢材を使って作りました。
ミラーが入れば完成です。

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ミラーの上には建築化照明を造作しました。

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完成するとこんな感じになります。
昨年完成した神戸市 T邸の化粧室です。

矢印は かいちまさこ がデザインしたロートアイアンです。
ペーパーホルダーとタオル掛けです。
当然ですがH邸にも付けます。

建築化照明の光の広がりが解りますでしょうか・・・
珪藻土にテクスチャーをつけていますので光の陰影が美しいのですが
この写真では少し解りにくいですね・・・

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珪藻土のテクスチャーについて・・・
伊高左官はいろんなテクスチャーを持っています。

よくリビングの使うのは「雲」
この雲のテクスチャーを使うときはどこかに「小鳥」をコテで
描いているのですが・・・現時点では見つけられませんでした。
「小鳥」は具象的ではなく抽象的に描いていますので見つけにくいです。

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「ランダム」の「ヘッドカット」です。
「ランダム」とはコテを8の字に使いながら塗ることです。
「ヘッドカット」とは塗った後に表面を下敷きなどで平たくすることです。

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同じランダムでもコテを8の字に描かずコテを抑えて四方八方
から塗ると・・・こうなります。

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もっとはげしくなると・・・
たぶん伊高さんがのってきた感じの時に塗ったのでしょう!
勢いがあるテクスチャーです。

僕はこんな感じで塗るテクスチャーが好きです。
素人でも塗れそうな感じだけど・・・素人には塗れない感じ
塗れそうで 塗れない感じが良いです。

ピカソがこんなことを言っていました。
「ようやく子どものような絵が描けるようになった。
 ここまで来るのに・・・
 すいぶん時間がかかったものだ。」

そんな名言を思い出すテクスチャーです。

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ニッチの部分は「ランダム」の「ヘッドカット」
壁の部分は「横ぐし」です。

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「横ぐし」は陰影が際立つ塗り方です。

余談ですが・・・
この引き戸のレールは上吊りレールといって床にレールがありません。
このレールをカバーしている木部をOh!では大工さんに引き分けて
作っていただいています。 そうすると無機質な感じがなくなります。

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伊高左官は斜めのテクスチャーをよくつかいます。
わかりにくいと思いますが・・・斜めに描くのは難しいです。
なので・・・あまり見られたことが無いと思います。

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斜めの「引きずり」です。
左官に詳しい人ならば解ると思いますが・・・
このテクスチャーは木鏝を使っていると思われますが・・・
(木鏝はボコボコとした感じになり金鏝はフラットの感じになります)
木鏝かな・・・と思いますが・・・・金鏝で塗っています。


どうやって塗っているのか・・・
鏝に対する絶妙な力加減ができるからです。
「引きずり」は左官の技量が解りやすいテクスチャーです。

それを斜めに塗るとは・・・たいした左官です。

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こんな斜めもあります。

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最後にピンボケですみませんが・・・
階段の斜めの角度にあわせて平行に塗った壁です。
このテクスチャーは「獅子座流星群」です。
かいちまさこが命名しました。
次回H邸に行った際にしっかり写して来ますので・・・すみません。

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投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

2014年12月16日 15:12

宝塚市 H邸 左官工事完了! ①

宝塚市H邸
大工工事に続き左官工事も完了
来年の2月引渡しに向けて着々と進行中です。

奥さんのIさんが出産で帰郷されていますのでできるだけ
詳しく紹介します。

それではIさんご覧下さいね・・・
まずは外観です。

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スイス漆喰に太陽の光があたると真っ白な壁が目を引きます。

破風もバルコニーフェンスもブラジルのイペ材です。
イペ材は世界最強の木と言われていて昔は桟橋にも使われました。
杉や松を使用すると10年位で腐りはじめると思いますが・・・
イペ材は 40年以上は腐りません。

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外壁のスイス漆喰は全て左官塗りです。
外部のスイス漆喰と内部の珪藻土は伊高左官が担当をして頂いています。

こんな感じで塗られています。

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Oさんが建てられる隣の土地から見た外観です。
余談ですがO邸もOh!で建てさせて頂きます。
矢印に太陽光パネルを設置しました。

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バルコニーのフェンスは正面から見ると隙間があります。
この隙間によって室内に風を呼び込むことができます。

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側面から見ると隙間がなくなります。
これは昔から取り入れられている手法です。賢人の知恵です。
木材はイペ材を製材所に持ち込んで加工して頂いていますので
Oh!のオリジナル仕様になります。

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養生幕があるのでチョット見えにくいですが・・・
フラワーボックスもイペ材で作りました。

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池野大工 が旨く作ってくれました。

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玄関を入ると・・・
正面に木製の巨大なフィックス窓があり中庭が借景になります。
矢印は建築化照明です。
建築化照明は大工さんにボックスを作っていただき上部に
LEDの照明を仕込みます。
夜に照明をつけると天井に光が広がります。

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そのフィクス窓の上の建築化照明はこれです。

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建築化照明は・・・赤の矢印の場所へと続きます。
リレーショナル・イルミネーションです。僕が勝手に付けた名前です。
青の矢印は食品庫になります。

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食品庫です。
赤の矢印はコンセントです。
3ヶ所付けましたのでコンセントで困ることはないでしょう

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食品庫の奥には冷凍庫が置けるようにプランされています。
想定している冷凍庫は
私達の自宅でつかっている
引出し式タイプを想定しています。

これです。

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食品庫からキッチンへとつながります。
キッチンはシンクとコンロが分かれたⅡ型です。


アイランド部分がシンクになります。
壁面にイタリアのベニスで作られたガラスのモザイクタイル
を貼っています。


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奥に見えるのがコンロ側になります。
壁面には珪藻土タイルを貼っていますので拭き掃除はいりません。


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キッチンからダイニングの吹抜けつながります。

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吹抜け部分です。

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赤の矢印に天窓があります。

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天窓はデンマークのベルックス社の商品です。
電動で開閉をします。
天窓を開けっ放しで外出して・・・雨が降っても
センサーが感知して自動で閉まる優れものです。

これです。

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ダイニングからリビングへ
リビングは中庭に接しています。

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中庭の窓の上にも建築化照明を仕込んでいます。

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・・・・その2へ続く

投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

2014年12月15日 19:22

尼崎市 S邸 の輪郭が見えてきました

11月29日に棟上げした尼崎市S邸・・・
あらから半月が経過 輪郭が見えてきました。
外観から・・・

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玄関には・・・


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瓦が置かれています。
これは富士スレートという会社が作っている軽量ハイブリット瓦
「プロバンスS」という商品です。
瓦がアールになっています。
このアールによって空気層がうまれ 直下の部屋の熱のダメージ
を軽減することができます。
それでも真夏(8月初めから9月中旬の1ヶ月半)は熱の影響を受けます。

と言う事は 単純に解るとおもいますが・・・
カラーベストやガルバニウムの屋根材を使う家は もっと暑くなります。
それなのにどうして そんな素材を使うのかな?僕には解りません。

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こちらのお宅では 玄関の上にはバルコニーが掛かります。
これが骨組みです。

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その上につきだす軒
家の劣化を抑制するため出来るだけ出しています。
最近の家は軒をあまり出しませんが・・・
Oh!で家を建てなくても・・・
最低でも35年以上・・・できれは60年家を長持ちさせる為には
軒や庇はできるだけ出してください。

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玄関へ・・・

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玄関ドアはスェーデンからやってきた木質のドアを付けます。
Oh!の家は玄関のタタキは広くとります。

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S邸はロの字の中庭がある家です。
中庭がある場合は玄関タタキから見えるようにプランををする事が多いです。

赤色の場所に窓が入ります。

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その窓の左を通り抜け・・・

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中庭を見ながら・・・

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リビングへ
この矢印の場所は・・・

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床面から・・・

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伸びる・・・

この梁は・・・幅が45cmあります。
強い家
人それぞれ考え方があるでしょうが・・・
Oh!は骨組みに木材をたくさん使います。

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赤の矢印が幅45cmの梁です。

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この無垢材の列柱は吹抜けを支えています。
吹抜け・・・

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そして天窓
デンマークのベルックスの商品です。
この天窓は春から秋に掛けて開放します。
電動の天窓で大変すぐれものです。
なぜなら・・・
この天窓は雨が降ると感知して自動で閉まります。

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かいちまさこ・・・怪しい人です。

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その格好は・・・
ホビットですか?

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投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

2014年12月12日 10:36

築200年の古民家 リフォーム完成! ④

N邸の完成 今回が最後の紹介になります。
洗面所です。Nさんのお嬢さんがフラワーデザイナーを
していますのでスロップシンクを併設した洗面所になります。

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スロップシンクの天板はモザイクタイル
洗面ボールの天板はウォールナットの無垢材になります。
かいちまさこはこのウォールナットの天板をよく使います。


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スロップシンク側から紹介


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天板はモザイクタイルです。
これは日本の轟というメーカーになります。
轟のモザイクタイルは丸みを帯びたタイルになっていますので
こうして光があたると陰影ができてさらに美しく見えます。
スロップシンクの水栓にはシャワーホースがついています。

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カウンターの下には収納を設置しました。
この収納は桐の収納になります。
かいちまさこがよく使う収納で静岡県の家具工場で作られています。
この寸法に合わせてカウンターの高さを調整していますので
ここに合わせて作ったような感じですが既製品です。

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洗面側は・・・

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洗面ボールの幅は750cmになります。
水栓にはこりらもシャワーポースが付いています。
タオル掛けは彼女の好きなアイテム ロートアイアンです。

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バスルームはこんな感じです。

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洗面所から廊下を通りぬけると化粧室と寝室につながります。

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廊下を抜けて振り返ると・・・
こんな感じの廊下になります。

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食品庫のスペースをすこしでも大きくとって
且つ動作寸法が確保できるようにするためにアールになっています。

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化粧室です。
かいちまさこはトイレとは呼びません。
あと鏡がついて完成になります。

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衛生機器はタンクレスのアラウーノです。
かいちまさこは化粧室は広くプランします。
仕様も化粧室はグレードの高いものを使います。

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カウンターは洗面所と同じウォールナットの無垢材です。
このウォールナットはアメリカ北東原産のブラック ウォールナット
と呼ばれる大変綺麗な木材です。

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カウンターの立ち上がりは「ガラスモザイク」を貼っています。
このガラスモザイクはイタリア ヴェニスで作られたタイルです。
以前は日本のタイルメーカーで販売していましたが
高いからか・・・廃盤になってしまいました。
かいちまさこが大変気に入っていたタイルでしたので
ショックを受けていましたが・・・

探して・・・
探して・・・
そして商社経由で見つけました。
今はなんとか商社に在庫があるので貼れています。

なんとなく かいちまさこのことですから
大人買いで「買い占める」のでは・・・
このガラスモザイクを買い占めるとなると
どれくらい価格がするのか・・・
だれか止めて欲しい気持ちでいっぱいなのですが・・・

Oh!のショールームにあるアンティークのステンドグラス
のコレクションが現在 82枚
アンティークのシャンデリアは何段にも箱積みになっていて
在庫数不明・・・
コレクションはカラスと一緒で光る物が好きです。
服はいつも黒色ですので まさにカラスです。

このガラスモザイクも光り物のうちに入りますので
暴走するような気が・・・

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ペーパーホルダーはロートアイアン
上の写真のタオル掛けもそうですが 徹底してアイアンを使います。

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玄関タタキからプライベートへの入り口

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靴箱の厚みは10cm程度 
これでは靴が入れにくい・・・

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なので壁の厚み分を靴箱に取り込みました。

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そして寝室へ
扉はすべて引き戸にしています。
ラジアンダーパインの無垢材 リボス塗装仕上げになります。

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寝室はこちら・・・

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クローゼットもラジアンダーパインの無垢材を使用しています。

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窓には・・・
かいちまさこのコレクションからコットンレースを付けました。

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寝室の珪藻土のテクスチャー・・・
珪藻土の紹介の際「波」と書きましたが
かいちまさこに確認すると「風」でした。
彼女曰く「波はそんな動きはしない。風の動きでしょ。」

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かいちまさこは・・・

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これはスイッチ・プレートの表示です。
電気工事の鳥原さんが忙しいので「お手伝い」しています。

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Nさんとの約束「明るく・暖かい家」が出来上がりました。
かいちまさこ 満面の笑みで締めくくります。

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投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

2014年12月11日 17:21

築200年の古民家 リフォーム完成! ③

にょきっと出た梁
N邸が200年前に新築した際
当時なかなか良い梁がないと更に100年前の古民家をほどいた
梁を使用したそうです。
なのでこの梁 300年前のものです。

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梁は
壁を通過してシャンデリアを通り過ぎ・・・

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隣の部屋との仕切り壁を通り越して・・・

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隣の部屋の壁に到達
これ以上先は天井に隠れていてどこまで続いているのか解りませんが・・・
すごい梁です。

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隣の部屋は・・・リビングルームになります。
リビングからみたダイニングルームです。

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ダイニングルームにはアンティークのシャンデリアがあり・・・

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そしてオリジナルキッチン
当然ですが かいちまさこ がデザインをしています。
キッチンは 彼女が一番こだわってデザインをしています。
このキッチンはⅡ型と呼ばれるキッチンでアイランド部分にシンク
があり壁面のキッチンはコンロを設置しています。
高さは壁面キッチンよりアイランド部分が10cm程度高くなっています。
そうすることによって使いやすいキッチンになります。
材質は木部は前板・側面はすべてタモの無垢材を使用しています。

アイランド部分のシンクです。

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食洗機はドイツのミーレ になります。
Oh!の家はミーレが標準仕様になります。

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無垢にしている理由は最低でも35年以上本体が使えるように考えると
自然に選択はステンレスか無垢になります。
かいちまさこが 選んだのは無垢です。

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塗装はドイツのリボス塗料(自然塗料)
この塗料ならばメンテナンスは簡単ですので
ご自身で塗ることができます。
余談ですが Oh!の床材・大工造作・引き戸・カウンター
室内で目に入る木はすべて無垢材を使います。
その塗装はすべてリボス塗料ですので一緒にメンテナンスして頂けます。

壁面のキッチンにはコンロがあります。
このコンロとオーブンはリフォーム前に使っていた器具を再利用しました。

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キッチン前には珪藻土タイルを貼っています。
これは油を分解してくれますので拭き掃除がいりません。
こらから家を建てられる時の参考にしてください。

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リフォーム前からあった出窓はモザイクタイルを貼りました。
タイル割りを計算して造作しましたので きちっと目が通っています。
さらに使い勝手が良いようにコンセントを2ヶ所仕込みました。

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おっと〜
かいちまさこさんが怪しい格好で点検しています。

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ちょっとどいて頂いて・・・

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キッチンと勝手口との仕切り壁
このスリットは「さすが」と思ったデザインです。

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冷蔵庫の前に
食品庫も作りました。

ここには常時使うけれどあまり見せたくない
炊飯器・電子レンジやトースターを置けるようにしています。

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この食品庫の廊下側の壁はアールになっています。

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アールにしている理由は動線の確保をするために必要な為です。

今回のデザインで僕が一番 感心したのは
この建築化照明です。


食品庫の上から・・・
直線を意識したデザインです。

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この矢印の部分 普通ならば壁になると思いますが
かいちまさこは建築化照明が壁によって分断されるのをきらい
大工さんも左官さんも大変だったと思いますが・・・
美しい直線に惚れ惚れしました。

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こんな感じで続いていきます。
これはどこまでも続く300年前の梁のオマージュです。
エアコンも不細工にならないようにデザインされています。

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エアコンを通りこして壁面へ
青の矢印まで続きます。
そして赤の矢印の建築化照明に光をバトンタッチしています。

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バトンタッチされて300年前の梁と平行にさらに続きます。

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最後にエアコンの下にあった電気器具

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これはドイツの蓄熱暖房機「オルスバーグ」です。
電気代が三分の一になる深夜に中に入っている耐火レンガを暖めて
翌日に熱を放出して室内を暖める暖房機ですので
室内が常にほんわかと暖かくなります。

蓄熱暖房機の1ヶ月の電気代は6,000円〜 7,000円程度ですので経済的です。
この蓄熱暖房機によって暖かい家になりました。

投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

2014年12月11日 13:00

築200年の古民家 リフォーム完成! ②

12月10日・・・
着工から3ヶ月 
築200年のN邸が完成しました。
まずは前回の続きから・・・

珪藻土はこんな感じで仕上がりました。
一番気に入っているのはテクスチャー「波」
かいちまさこが命名しました。
マイセンの「波の戯れ」プレート皿のエッジのラインに似ています・・・

このテクスチャー(模様)は難しいです。
通常テクスチャーはコテの幅と長さの範疇で仕上げますが・・・
このテクスチャーは力をぬいてコテを斜めにして片面の
エッジを使って仕上げています。
すこしでも力が入ると失敗します。

美しい線が特徴ですので写真で確認できれば良いのですが・・・
伊高左官が仕上げた「波」これです!

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廊下の壁は塗り重ねたような仕上げです。
斜めに塗っているのが

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このテクスチャーに夜に照明があたると陰影がでて綺麗な空間になります。
珪藻土を塗り重ねたような・・・伊高さん旨い!

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これは面白いと思ったテクスチャーです。
ベースはランダムに塗っています。
最後にワザとコテで三日月のような傷をつけます。
こうすると照明があたると羽根が舞っているような感じになります。

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最後に・・・
かいちまさこは
伊高さんに必ずどこかに鳥らしきテクスチャーを入れて頂くように
お願いしています。
この「らしき」が重要なポイントです。
かいちまさこが伊高さんにテクスチャーをお願いする時
いつも言う言葉「具象的になってはいけません抽象的にしてください」

なので・・・
今回は・・・見つけました。
たぶん・・・ツバメですね。
見る人によって取り方が違うのも楽しみのうちですね。
それが抽象的なテクスチャーです。

日本の大工と左官の技術は世界一です。
Oh!で家を建てなくても あなたが土壁を室内に塗れれるのならば
その左官さんが得意なテクスチャーを聞いてください。
左官さんも意気に感じて素晴らしいテクスチャーで塗ってくれますよ。

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ただ・・・
テクスチャーをつけないこともあります。
この場所はフラットで仕上げしています。

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次に照明について
かいちまさこのデザインはこんなところにも・・・
配線ダクト
最近はよく使われる照明設備です。
このように天井にレールを取付て照明を取付をします。
照明の数量も場所もレールの範疇であればどこでもつけれます。
これはメーカーの配線ダクトの写真です。

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かいちまさこ は矢印の配線ダクトの厚みがきらいです。
なので・・・
大工さんにお願いしてボードを掻き込んでダクトをつけます。
そうすると こんなにスッキリとしたデザインになりました。
このへんのこだわりは空間デザイナーだな〜と感じます。

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スッキリとしています。

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参考までにこの照明器具はパナソニック 電球はハロゲン・・・
なんとLEDのハロゲンです。
ノーベル賞の受賞された3人の教授のおかげて安価になり
Oh!でも使えるようになりました。
ありがたいことです。感謝です。

今回のリフォームでどうしも解消できなかったことがあります。
それは室内の段差です。
床材は本カリンの無垢材です。
段差の部分が危ないのでタモ材を使って色分けをしました。

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そして・・・
かいちまさこが良く見つけたなと思った照明器具
左がそれです。

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この真ん中にある◯の部分に暗くなるとスイッチが入る
センサーが仕込まれています。

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指で暗くすると・・・電気がつきました。
これで夜中も安心です。
この照明もLEDですので電気代も心配ありません。

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照明でもう一つ・・・
かいちまさこのコレクションからNさんにプレゼントした逸品
1920年頃につくられたフランスのアンティークシャンデリアです。

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照明をつけるとこんな感じになります。
ただ・・・僕が勝手にシャンデリア球をLEDにしてしまったので
光源が弱くなりました・・・すみません。

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ついでにもう一つ
寝室のベットの照明器具
Nさんが希望した訳ではなく・・・
かいちまさこがいわゆる「勝手に付けた」照明器具
来月の彼女の小遣いから引かせて頂きます。

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次回はキッチンへ・・・


投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

2014年12月11日 10:29

築200年の古民家 リフォーム完成! ①

2014年 12月10日
交野市N邸 築200年の古民家のリフォームが完成しました。
これまでの道程をダイジェスト版で紹介します。

最初の訪問は2014年3月19日
どこが玄関と探さなければいけない程の・・広い敷地です。


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ここ表門

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そして庭を通って・・・


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Nさんのご希望は「明るく・暖かい家」です。
どこまでリフォームしたらよいかを打合せを重ね・・・

冬が過ぎ・・・
春が過ぎ・・・
夏が終わりかけた 6ヶ月後

9月9日に御祓をおこないリフォーム開始
工期は3ヶ月目指すは12月中旬の完成です。

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そして解体開始

荷物を移動させる かいちまさこ
すこしでも役にたてるようにと頑張る空間デザイナー
立派です。

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そして職人さん達が解体作業を行います。

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そして9月16日
解体が完了しました。
赤のラインが前回のリフォームでさらた天井の高さです。

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天井高をどこまで上げるのかがリフォームの大きなポイントです。

解体前はこんなリビングでした。
なかなか難しいのでは?と思いましたが・・・
かいちまさこ曰く
「大丈夫・必ず明るく冬に暖かい家」になりますと断言!

かいちまさこ がどうデザインして明るくするのか楽しみです。

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解体しながら・・・一番気になったのは電気配線
使ってない線など新旧入り乱れています。
これを一本一本 どこと繋がっているのかを調べなければいけません。
なかなかこれは難度の高い電気配線工事になりそうです。

電気工事は かいちまさこ と20年一緒に仕事をして頂いている
鳥原さんが担当して頂きますので安心していますが・・・
「大変だけどお願いします。」とつい思ってしまいます。

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こんなにも・・・

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解体をすすめると
200年前に塗られた土壁がでてきました。

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機関車・・・
そう蒸気機関車の落書きです。

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10月8日
解体開始からちょうど1ヶ月が経過しました。
現場は床の床・壁・天井の下地工事にはいりました。

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天井の下地も着々とすすんでいます。
赤のラインがリフォーム前の天井高になります。
現状より1000mmは確保できそうです。
リフォーム前の天井高が2400mmでしたので
なんと・・3400mmの高さに変身します。

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キッチン側も天井が高くなります。

Nさんと約束をした「明るく・暖かい家」
かいちまさこがリビングを明るくする為のアイデアの一つ
青の矢印の天窓です。
天窓はデンマークのベルックス社の商品です。
電動で開閉 雨が降ると自動で感知して閉まる優れものです。

天窓の採光は壁面の窓と比べて4倍の明るさを確保できます。
この天窓の面積は約1㎡ですので4㎡の壁面窓の明るさを確保できます。

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11月4日 
着工から約2ヶ月 大工工事が大詰めになります。
壁面のボードを貼る作業に入っています。

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建築化照明の造作工事も完了しました。
青の矢印が建築化照明になります。

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大工工事最終段階の打合せ風景
こまかい造作についての調整です。

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11月13日 着工から2ヶ月と4日・・・
最終段階にはいります。
珪藻土の左官工事です。

余談ですが・・・
20年前
珪藻土を販売しているメーカーは両手でもあまるぐらいの数
10社以下だったと思います。

人気に便乗して今では数えきれない位のメーカーがあります。
なので・・・珪藻土に樹脂を混入した商品もたくさん出回っています。
樹脂を混入した珪藻土は吸放出が極端になくなり燃えると化学物質の
臭いがします。

Oh!で家を建てない方も珪藻土を塗る際には必ず樹脂が混入されて
いない商品で塗ってください。


珪藻土の下地塗り風景です。

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白く塗っているのはプラスターボードの継ぎ目にクラックが
入りにくくするため 下地材を塗っています。

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さ〜
次回は完成したN邸になります。


投稿者:階地忠浩  | コメント (0)

ねこたまご通信

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ねこたまご通信

かいちまさこがさり気ない日常で感じた事や感動した事 興味のある事や好きな事を家づくりだけで無く、衣食・住に関して綴っていきたいと思います。
どうぞおつきあい下さいませ。

えりか

階地道

ワイン好きで食いしん坊な方はGM階地のうんちくコーナを
是非、お楽しみ下さい。

秀丸

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