ランダム・ウォーク
ある本の、経済学者バートン・マルキエルの「コイン投げ競争」を引用した話をご紹介しましょう。「参加者は1000人。表が出れば勝ち、裏が出れば負け。この単純なルールで1000人の人々がコインを投げると、ほぼ500人が裏を出して負ける。表がでた残りの500人でもう一度コインを投げる。7回投げ終わるとコインを投げる人はちょうど8人になる」というものです。さてこの状況で次になにが起こるか、皆様は想像できますか?それは、勝ち残った8人のコイン投げの達人たちの、目を見張るような能力を一目見ようと、見物人たちが押し寄せ、勝った人たちをコイン投げの天才だと褒め称え、生い立ちを書かれたり、急にアドバイスを求められるようになったりするというのです。コイン投げごときでかなり極端な話ですが、でもなんとなくその状況が想像できそうな人の心理ですよね。・・・中略して少々強引に話をまとめてゆくと、勝ち残った8人を仮に「成功者」とすると、「問題は才能のあるなしでもなければ、勤勉かどうかということでもない。コイン投げの達人じゃないってこと」なんですって…。つまり、何度となく「表」をだすコイン投げ手は、「何度となく投げている」というその行為が重要で、要するに大切なことは、たった一つの目標(ここでいうコインを投げるという行為)に対して「試すこと(投げること)」を続けることであって、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、試行錯誤を繰り返しながらも、それでもどうにかこうにか、手当たり次第、突き進んできた結果が「成功者」と呼ばれる人達なのだと・・・。ただ、とは言うものの、「成功への前提条件をすべてそろえ、何を”試すこと”を続けるかが重要」とも書いてました。 「試すこと」・・・そこについてはまたお話しますね。
投稿者 竹中猛 : 19:26

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