シックカー

環境問題や健康などに敏感な昨今・・・。衣食住の「住」を扱っている私としては、アスベスト問題やシックハウス症候群などは、特に大きな問題と感じるところ。
近年、より便利で快適な生活を求めるあまり、工業製品に慣れ親しんできましたが、その影には生命をも脅かす事件や事故が続々と発生していることも事実です。
今回注目すべきは「車」。そこで皆様にお尋ねします…。あなたの車は自然素材自動車ですか? …何を馬鹿なことを言っていると思われたのでは!? では、ここで驚くべき実験結果を発表すると…、納車直後(とくに新車)の車内のTVOC(揮発性有機物の総合量)は、厚生労働省(厚労省)が人体への健康を図る上で安全と定めた基準数値のなんと30倍!もの濃度のVOCが検出されるようです。そのうえ、アメリカ環境省(EPA)によると、「人は平均にして一日の約90%を室内で過ごしており、そのうちの平均10%は自動車の室内である。このような現代人のライフスタイルからすると、大気汚染よりも室内の空気汚染のほうが健康へのリスクが高い」と結論付けられては、住宅の室内はもちろんのこと、自動車の室内を構成する素材も、大いに気になりませんか?
TVOCを巡っては、建築業界では多くの研究や対策などがなされているにも関わらず、自動車業界には、このような「シックカー対策」の指針値などはなく、厚労省も「自動車や鉄道車両にも指針値を適用すべき」と指摘する程度。ただ、各自動車メーカーは独自にVOC(揮発性有機化合物)の低減目標値を定めて、さまざまな取り組みを進めているようです。「いつかはクラウン」(いまではZEROクラウンですが…)の名で知らる日本を代表する自動車メーカー「トヨタ」では、2003年12月に発表したクラウンから、すべての部材のVOC発生量を細かく計算した上で、シート表皮の材料や接着剤などの変更や見直しを行なっているようです。また、他社にいたっても、VOCを吸収するエアコンフィルターを取り付けるなど、企業努力を行なっています。日本自動車工業会は「車内に住宅並みの清浄な快適空間を求めるようになるのはもう目と鼻の先」などと言っているようですが、症状がでるまで対策の重要性に気づかない人が多いのでしょう。新車のカタログで車内のVOCについて語る車種はまだすくないようです。でも近い将来は、「シックカー対策自動車!」などと大きく歌われる自動車が発表される日も近いことでしょう。
余談ですが、電気自動車などに代表されるように、自動車メーカーばかりが自動車を作る時代ではなくなってきています。そう言った意味では、ソニーが自動車を作ったり、身近なところでは、F1のパナソニックトヨタなどがチームの枠を超え、メーカー的立場となれば、松下がトヨタと一緒になって量産の電気自動車を作る日は近いのかも知れません。そこで私が思うに…、Oh!が自然素材自動車を作る日も近いかもしれませんよ。投資家の皆さん是非ご賛同を…!?^^

投稿者 竹中猛 : 18:02

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