スーパーコンピューターの問題、皆さんはどう思われますか?
「スパコンで世界一になる意味があるのか?」と言った蓮舫議員の発言には私も驚きましたが、おそらくその前後の脈絡あっての発言と思いたいものです。しかし、日本のスパコンはかつて世界一であり、その頃の話がある雑誌に書いてありました。
日本はかつて、世界一のスパコンを作った国であった。NECが地球シミュレーターとして作り、スポンサーは国であった。ドイツのハイデルベルグであった学会の会場では、その世界一のスパコンを作って賞をもらった日本人は本当に嬉しそうであった。そのスパコンはベクトル計算方式ではあったものの、「お金さえ掛ければ世界一になれるよな」、当時はそんな半ばため息も飛び交う場面も…(後略)
そして、その世界一のスパコンを越えたのがアメリカなのです。その開発に至る経緯が雑誌には長々と書いてありましたが、結論から言うと「IBMのBlueGene」のようです。今では世界中のトップスパコンは、このIBMの「BlueGene」が独占するまでになり、NECが開発したベクトル方式はもう時代遅れのようです。つまり、「BlueGene」のように、スカラー方式といわれるマイクロプロセッサを多く使うタイプが主流になったのです。そういえば、今年のゴールデンウィーク明けにNECと日立が次世代スパコンから離脱するといった記事がありましたね。
そして神戸っ子の皆さん!人ごとではないんでよ!!
国家プロジェクトとなる次世代スーパーコンピューターの開発が、ここ神戸で行われる予定です。もちろんご存知ですよね…^^ 場所は神戸ポートピアランド。神戸市は建物敷地を無償提供し、さらにスパコン冷却用の工業用水道工事に約10億円かけて整備しました。欧米などに対し、優位にたてる期間を少しでも長く確保できるよう、2010年の完成に向けて急ピッチで進んでいた工事。…にも関らず、例の「事業仕分け」で事実上凍結となり、国際競争力が早くも不安視されています。日本のために世界一をとるのではなく、世界の競争のために、日本も世界一をとる。それができるのも、残された企業だけだと思います。かつての国産OSのように、各社がバラバラに開発したパソコンが海外に負けたような結果だけにはなってほしくないものですね。
政治的裏の世界までは知るよしもない私にとっては、残された富士通さんに「日本の科学技術の底力を世界に見せつけてほしい!」ただそれだけです^^
