先の見えない日本経済。海外ではドバイショックを機に、世界経済がドミノ倒しとなりそうな不安すら感じる今日この頃…
「いつかは一戸建て!」
そんな合言葉!?の通り、これまでの日本の住宅政策は「新築持ち家」に力を注いできました。しかし近年、その価値観が特に若年層を中心に揺らぎ始めています。所得の低下が要因のひとつとも言われていますが、「ローン支払い後は資産価値、快適性も十分とは言えない住宅に住まざるを得ない状況を是正し、高齢者等が安心して快適に自立した生活を送ることのできる住環境の整備が求められている。」と言った民主党のビジョンからも、「賃貸から新築一戸建」ではない、政策としての新たな流れが生まれそうです。また、民主党のホームページには、「あんしん取引で中古・リフォーム・賃貸市場を活性化」も挙げられており、最も注目すべきは、日本の中古住宅市場に問題点があるとしている点です。「新築」にこだわらず「中古住宅」を購入してリフォームで価値を見出すと言った消費者の流れに沿うように、どのようなリフォームを行えば、どのように価値が変化する(上がる)のか…、それを正しく鑑定できる人(ハウスインスペクター)を育成することで、中古住宅を安心して取引できるようにすると記載されています。この点は、なかなか市場が受け入れない点が未だに問題点ではありますが、スクラップ&ビルドが行過ぎた日本だけに早期での取り組みに期待したいものです。
2010年は住宅市場の大きな転換期を向かえる可能性があり、多様化した消費者の住環境に政策が追いつくか否かも含め、今後の不動産市場はますます面白くなりそうですよ^^
