日本の地方都市(郊外)は本当に大丈夫!?
大手不動産会社が巨大ショッピングモールを地方中心にどんどん展開しています…
以前、高知へ行ったときの話しをブログにしました(日本の夜明けは近いぜよ)が、実はその際、昼食を食べるために香川に寄り道をしていました。言うまでもなく「讃岐うどん」が目当てです^^香川入りした時間が遅かったので、2店舗しか回れませんでしたが、ある店舗に向かう際のことです。ナビの指示通り、右に曲がって、その先を左へ曲がる…。7年前の記憶が街の風景と共に蘇ってきます…!?と、そのとき!巨大なショッピングモールが突如現れました!以前に訪れたときにはもちろんありません!でも、どこかで見たような…
今、地方都市の活性化という名のもとに、郊外型の大型ショッピングモールが次々と開発されています。日本を代表する大手不動産会社が、それぞれのブランドで展開しており、郊外型のショッピングモールは週末ともなると大盛況なだけに、事業としての採算性もよく、これからもまだまだ地方・郊外に展開してゆきそうな雰囲気ですが、そんなショッピングモールには、当然のことながら、地方文化のにおいなど到底しません。私が香川で見たショッピングモールも、自宅から車で1時間程度行ったところにある、とあるショッピングモールと全くと言っていいほど同じですから、どこかで見たけたと感じるわけです…。
1977年のアメリカ…。各地方の中心商店街(ダウンタウン)が活力を失い、周辺のコミュニティ(地域社会)が荒廃していたそうです。その背景には、高速道路の発達に伴い、「BIGBOX」と言われる巨大な郊外型商業施設(大型ショッピングセンター)が進出したことが原因だとされています。日本で言う「シャッター通り」という言葉に代表される問題が、こんなにも早くアメリカでは問題になっていたんですね。だからと言って、郊外型のショッピングモールが悪いと言うわけではありません。ただ、地域におけるコミュニティ(伝統や歴史)を風化させてはいけないと感じるのです。
アメリカではこのような問題を解決するために「メインストリートプログラム」と題して地域が主体となって取り組む総合的なコミュニティ再生事業として、商店街の活性化をNPO団体などが行なっています。投資効率の意味でも、また歴史的建造物や景観を保全するといった意味でも、多くの再生事業がリノベーションにより行なわれているそうです。
皆様も国内旅行に行ったとき、「この風景、○○に似てる」と感じた事が一度はあるはずです。それはもしかすると、私が香川で見たショッピングモールと同じような体験かもしれません。 古都「京都」に代表されるように、自分たちの街にプライドと誇りを持って街並みを維持してゆく…。観光立国日本というビジョンを政治でもっと明確にし、私たち一人ひとりも意識してゆく必要があると思います。
